活動を内外にアピール

好評を博した公演

　「十日市場多文化フェスタ」が１１日、神奈川県横浜市の十日市場地区センターで行われた。神奈川日校学生会の生徒たちが初出演し、サムルノリを披露した。

　このイベントは、地域在住の日本市民が外国人に対する理解を深める目的で「共生のまちづくりネットワークよこはま」が主催。５回目となる今年は、約６００人でにぎわった。

　神奈川学生会は今年に入り、「学生会発信運動」を展開。活動内容を内外に広く紹介することで、日本学校に通う朝鮮人生徒を一人でも多く見つけ出そうと力を注いでいる。

　出演に際して、生徒たちは朝鮮大学校のプンムルノリサークルのメンバーから指導を受けながら練習に励み、当日は「嶺南農楽」をサムルノリで表現し喝采を受けた。また、実行委員会からの強い要望で和太鼓とのコラボ演奏も披露した。

　今回の公演には、学生会に直前に入った生徒も出演。生徒たちは、立派な朝鮮人として生きていくための学生会の活動をさらに活性化させて広くアピールすることで、会員を増やしていく決意を新たにしていた。【神奈川学生会】

［朝鮮新報 2009.10.19］