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北陸初中の生徒 日本のイベントで公演

民族教育のすばらしさをアピール

 福井まちなか文化施設「響のホール」で行われた「ふくいアートフェスタ2009」市民ステージ(12日)に北陸朝鮮初中級学校の生徒たちが出演した。

 生徒たちは、部活や課外授業で培った芸術的技量で舞踊やチャンダン、カヤグムの演奏などを披露し観客を沸かせた。

 とくに好評だったのは舞踊部の初級部生徒たちによる舞踊(写真)で、日本市民たちは「小さな生徒たちが民族衣装に身を包み、誇りに満ちた表情で踊る姿に感動した」「この地域に朝鮮学校があることを知らなかった。これからは関心を持とうと思う」などと感想を述べた。

 公演に出演した「侑希さん(初6)は、「こんなに素晴らしい舞台で踊ることができてうれしい。これからも、多くの日本の人たちや同胞たちに感動を与えられるよう練習に励みたい」と述べた。

 生徒たちは11月に行われる学芸会に向けて、さらに練習に励もうと口をそろえている。また、学校生活を通じて朝鮮民族の文化と伝統を学び、立派な朝鮮人に育つ決意を新たにしている。【北陸初中】

[朝鮮新報 2009.10.26]