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在日朝鮮学生少年芸術団、平壌に到着

8日から迎春公演の練習開始

 【平壌発=韓昌健記者】旧正月(今年は1月26日)に際して平壌で行われる迎春公演に参加する第23次在日朝鮮学生少年芸術団が7日、飛行機便で平壌に到着した。広島朝鮮初中高級学校の李一烈校長を団長とする芸術団は、日本各地から選抜された84人の生徒と5人の教員で構成された。

ホテルの食堂で食事をする生徒ら

 代表団が滞在する平壌ホテルの従業員たちは、手に花束を持って生徒たちの到着を待った。夜7時、生徒たちが到着。芸術団を歓迎する軽快な曲と大きな拍手が響いた。厳しい日本の情勢の中でも民族性を継承して祖国を訪れた生徒たちを従業員たちが熱烈に迎えた。

 ホテル内には「平壌ホテルに到着した芸術団を歓迎します」という装飾が施された。

 生徒たちが食事をとる2階のレストランで働くリ・ソンランさんは、「生徒たちが好きな料理をたくさん出したい。生徒たちの母親になった気持ちで不便がないようにしたい」と話す。

 李団長は、「私たちの公演を通じて、在日同胞社会の未来である生徒たちが、困難な状況にも屈することなく、日本で民族を学び、朝鮮人として育っている姿を見せることで、祖国の人びとに力を与えたい」と決意を語った。

 生徒たちは舞踊、説話、声楽、伽耶琴の各組に分かれ8日から練習を開始した。

 公演のタイトルは「永遠に共和国国旗とともに」を予定している。代表団は2月4日まで平壌に滞在する。

[朝鮮新報 2009.1.14]