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民主朝鮮 「李明博は退陣すべき」

 20日付の民主朝鮮は、朝鮮人民軍総参謀部スポークスマン声明発表後の南側当局の対応を非難し、声明発表後も政策転換のきざしがなく北南対決を鼓吹する李明博大統領は権力の座から退くべきだとする論評を発表した。

 論評は、李明博政権は同族対決策動で北南関係を破たんさせた責任について反省も謝罪もせず、声明に「毅然と対処」するなどのき弁を並べ立てていると、南側の態度を問題視した。

 そして、「同族対決に狂奔する李明博一味を放置しては北南関係も改善されないし、全民族が新たな戦争、核戦争の災禍を免れないのは火を見るよりも明らかだ」と指摘した。

 論評は、李大統領は「執権後に働いた犯罪行為について民族の前で謝罪して然るべきだ」と強調、自身の過ちに対して知らないふりをする李大統領の態度を「図々しい」と非難した。さらには、「『毅然と対処する』というのは、これまでのように同族対決の道をひた走るということなのか」と反問した。

 論評は総参謀部スポークスマン声明の内容をあらためて説明、李政権と軍部は「自ら選んだ同族対決の道がいかに高い代価を支払うことになるのかを痛感するだろう」と指摘した。

 そして、李大統領は「同族対決策動を中止し、民族の前に自身の過ちを謝罪して権力の座から退くべき」だと主張した。

[朝鮮新報 2009.1.27]