top_rogo.gif (16396 bytes)

6.15北側教職員分科委 同族対決鼓吹する「道徳教科書」

 朝鮮中央通信によると、6.15共同宣言実践北側委員会教職員分科委員会のスポークスマンは17日、南朝鮮の教育科学技術部が2010年から利用する中学生の新「道徳教科書」の「執筆基準」を執筆者と出版社に強要したことと関連し、談話を発表した。

 談話は、この「基準」は、朝鮮の社会主義制度を誹謗、中傷し、とくに抗日武装闘争史とチュチェ思想については叙述できないようにするなど、同族敵対意識を鼓吹する内容で一貫していると指摘。李明博政権が教科書を自らの民族反逆行為を合理化する謀略書に改悪して学校に配布するというのは、「神聖な次世代教育に対する耐え難い冒とくであり、愚弄」だと非難した。

 そのうえで、「南朝鮮保守当局は、民族史の要求と時代の流れに逆行する者に与えられるのは悲惨な終えんしかないという歴史の審判を肝に銘じ、反北対決と教科書改悪策動をはじめ憤激した民心の炎に油を注ぐような『実用』ファッショ統治を直ちに取り止めるべき」だと強調した。

[朝鮮新報 2009.1.27]