金正日総書記 中国共産党対外連絡部長と会見 |
胡主席から親書
金正日総書記は23日、訪朝中の王家瑞対外連絡部長を団長とする中国共産党中央委員会対外連絡部代表団と会見した。朝鮮中央通信が伝えた。 会見には姜錫柱第1外務次官と劉暁明駐朝中国大使が同席した。 王部長は席上、旧正月に際して胡錦濤主席があてた祝賀あいさつと親書を伝え、代表団が用意した贈物を渡した。 総書記は、意義深い「朝中親善の年」の始まりに朝鮮を訪れた代表団を熱烈に歓迎し、王部長と親善的な談話を交わした。 総書記は代表団のために午餐を催した。 午餐会は和気あいあいとした雰囲気の中で行われた。 中国国営新華社通信によると、総書記は王部長との会見で、朝中関係は過去も現在も未来も非常に重要だとしながら、朝中友好を発展させていくことに言及した。また、朝鮮半島の非核化に努めるほか、関連する当事者と平和的に共存することを望むと述べた。そして、朝鮮半島での緊張を望んでおらず、中国とともに協調、調和をなして6者会談を進展させていくと話した。 一方、胡主席は親書で、中朝国交樹立60周年を迎え両国の関係をさらに発展させることについて述べた。また、総書記の中国訪問を歓迎する意向も伝えた。 代表団は21〜24日、朝鮮に滞在。内閣の金英逸総理は22日、万寿台議事堂で代表団と談話をかわした。同日、朝鮮労働党の崔泰福書記も代表団と会見した。 朝鮮労働党中央委員会は21日、代表団のために宴会を催した。 総書記は、04年1月、05年2月、08年1月にも訪朝した王部長と会見している。 総書記が中国を含めた外国の要人と会見を行うのは、昨年6月の習近平副主席以来。今回の会見に先立ち、今月1日には新年に際して胡主席と祝電を交換している。 [朝鮮新報 2009.1.28] |