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迎春公演に出演 在日朝鮮学生少年芸術団のための宴会

 【平壌発=韓昌健記者】金正日総書記が、旧正月に際して行われた学生少年たちの迎春公演(1月26日、万景台学生少年宮殿)に参加した在日朝鮮学生少年芸術団のために催した宴会が2日、人民文化宮殿で行われた。

宴席で祖国の生徒たちと楽しく食事をする在日朝鮮学生ら

 朝鮮労働党中央委員会の金仲麟書記をはじめ党と国家の幹部が参加し、84人の生徒と5人の教員で構成された在日朝鮮学生少年芸術団が招待された。またこの期間、舞踊、カヤグム、話術の指導を担当した国内の教員と関係者、迎春公演に出演した祖国の生徒ら、総連中央の梁玉出教育局長などが同席した。

 宴会では金仲麟書記と梁玉出局長が演説を行った。

 テーブルにさまざまな料理が運ばれるなか、生徒たちは同じ卓を囲んだ祖国の学生たちと互いの公演成果を祝い、学校生活などの話で盛り上がっていた。

 宴会では芸術団一行と平壌市内の学生少年らによる公演も行われた。

 公演で独唱を披露した邵基元さん(城北朝鮮初級学校5年)は「祖国で過ごした日々は一生忘れることのできない思い出になった。祖国で受けた愛情にこたえるために勉強と部活をがんばりたい」と述べた。

 また、生徒たちは祖国の指導教員や生徒たちとの別れを惜しみ、「この出会いを忘れずに必ずまた会おう」と約束を交わしていた。

 祖国の関係者は在日朝鮮学生の姿を通じて、在日同胞社会が置かれた厳しい環境のなかでも未来を担う世代が育っていることを確認し、力を得たと口をそろえていた。

[朝鮮新報 2009.2.6]