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「北南協力事業阻む李明博政権」 民和協が非難

 民族和解協議会(民和協)のスポークスマンは7日、李明博政権が北南協力事業を妨害しているとして、要旨次のような談話を発表した。

 最近、南朝鮮統一部が民間団体の北南協力事業を阻んでいる。

 これは、民族共同の繁栄のための北南協力事業を同族対決に悪用しようする李明博政権の反民族的かつ反統一的な正体をさらけ出した反北対決ヒステリーである。

 北南間の民間協力事業は民族の和解と団結、統一的な発展のために民間団体が同胞愛と相互扶助の原則に基づいて行う自発的な事業であり、どちらか一方の利益だけのためのものではなく、北と南の共利・共栄のための事業である。

 にもかかわらず、南朝鮮当局がこれを歓迎し支持するどころか、外部勢力と結託して「制裁」を公言して民間団体の北南協力事業を遮断したことは、李明博政権がどれほど同族対決に血眼になった売国、反民族の群れであるのかを今一度はっきり示している。

 こんにち、李明博政権の無分別な反北対決と北侵戦争策動によって、北南当局関係はもちろん、民間団体の協力事業さえも全面遮断され、朝鮮半島には政治、軍事的対決が極限点を越えて任意の瞬間に戦争に発展しかねない深刻な情勢が生じている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2009.3.11]