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〈最高人民会議代議員選挙〉 総連代表団も選挙に参加

候補者を激励
 

投票を行う総連活動家代表団のメンバー

 祖国に滞在中の総連活動家代表団をはじめとする在日同胞も選挙に参加した。第19号選挙区の投票会場である牡丹峰第一中学校(平壌市牡丹峰区域)を訪れた一行は、立候者の同区域人民委員会のキム・インナム委員長に投票した。

 キムさんは「地域住民の生活に責任を負う区域人民委員会委員長としての信望が厚い女性」だという。現在57歳で、最高人民会議第9期から代議員として活動している。

 キム委員長は70年代に江原道の伊川−洗浦間鉄道工事に志願、トンネル工事で大きな功績を立てた。それによって、20歳という若さながら労働英雄の称号を授与された。

 「総書記の信頼に応えるため、自身の責任を果たしていきたい」とキムさん。

 彼女の仕事ぶりについて、牡丹食料工場で働くある労働者は、「住民の悩みと生活上の問題を随時把握して対策を講じている。彼女に賛成投票することは当然の事」だと指摘する。

 キム委員長は、総連中央監査委員会の洪仁欽委員長をはじめとする総連代表団のメンバーからあたたかい祝福を受けた。代表団メンバーらは、「住民の信頼と期待を常に忘れず、自分の役割を果たしてほしい」と激励した。

 選挙に参加した総連代表団のメンバーらは、「朝鮮の選挙風景は日本などの資本主義社会では想像しがたいものだ」と感想を述べた。洪仁欽委員長は、「祖国で選挙に参加することができて感慨無量だ。候補者に直接会って、自分の手で賛成の一票を投じると、公民としての誇りと自負心を感じる。キム委員長のようなすばらしい女性幹部を見ると、祖国の繁栄が確実に近づいていることを実感できる」と話した。【平壌支局】

〈最高人民会議代議員選挙〉 有権者の感想 地元議員に厚い信頼

〈最高人民会議代議員選挙〉 解説 朝鮮の選挙 立候補から当選まで

[朝鮮新報 2009.3.13]