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朝鮮中央通信 田母神前航空幕僚長の暴言を非難

 朝鮮中央通信は10日、田母神俊雄・自衛隊前航空幕僚長が「拉致問題」をテーマにした講演(2月28日)で、「自衛隊を動かしてでも、ぶん殴るぞという姿勢を(朝鮮に)見せなければならない」と発言したことを非難した。

 同通信は、田母神氏を「日本軍国主義勢力の代弁人を自称し、内外の糾弾にさらされている極悪な右翼反動分子」だと指弾し、今回の発言は「反朝鮮対決と戦争の狂信者だけが吐くことのできる許しがたい暴言」だと非難した。

 また同氏の発言は、「朝鮮半島をはじめアジアと世界を征服しようとする日本の反動層の再侵略野望が頂点に至っていることを示すもの」であり、「朝鮮の自主権に対する挑戦、アジアの平和と安全に対する脅威」だと指摘した。

[朝鮮新報 2009.3.13]