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国際宇宙条約に加盟 衛星打ち上げの資料も通報

 朝鮮が国際宇宙条約に加盟したと、12日発朝鮮中央通信が報じた。

 報道によると、最近、朝鮮は「月その他の天体を含む宇宙空間の探査および利用における国家活動を律する原則に関する条約」(宇宙条約)と「宇宙空間に打ち上げられた物体の登録に関する条約」(宇宙物体登録条約)に加盟した。

 報道は、「国際宇宙条約に朝鮮が加盟したことは、平和的な宇宙科学研究と衛星打ち上げ分野で国際的な信頼を増進させ、協力を強化することに寄与するだろう」と意義を強調した。

 一方、朝鮮宇宙空間技術委員会が2月24日に発表した、試験通信衛星「光明星2号」を運搬ロケット「銀河2号」で打ち上げる準備活動の一環として、当該の規定に従って「国際民間航空機関(ICAO)と国際海事機関(IMO)などの国際機関に航空機と船舶の航行安全に必要な資料を通報した」と明らかにした。

「4月4〜8日に発射」

 外信の報道によると、朝鮮はICAOとIMOなどの国際機関に対して、4月4日から8日までの間に人工衛星の打ち上げを行うと事前通告した。

 また、人工衛星発射に利用される運搬ロケットの飛行座標も通告した。1段目のロケットは朝鮮東海に、2段目のロケットは太平洋に落下すると見られている。

[朝鮮新報 2009.3.16]