祖国統一民主主義戦線（祖国戦線）中央委員会は３月２５日、北と南、海外の全同胞に反李明博闘争に立ち上がるよう呼びかけた。

　祖国戦線中央委員会は呼びかけ文で、朝鮮半島情勢が現在、南朝鮮保守当局の反北対決策動によって最悪の危機にひんしていると指摘した。

　そのうえで、「こんにち生じている情勢は、北と南、海外の全同胞が南朝鮮の逆賊一味に反対するたたかいに総決起するよう求めている」と、反李明博政権闘争を呼びかけた。

　とくに南朝鮮の各階層の人びとに対して、「李明博政権のファッショ独裁構築策動を絶対に許してはならないし、断固反対すべきである」と訴えた。

　一方、祖国戦線中央委員会は「北と南、海外の全同胞は、偉大な先軍指導に従い、意義深く歴史的な年である２０１２年に祖国統一の大門を開くための民族挙げての大行進にこぞって立ち上がろう」と強調した。朝鮮の団体が「２０１２年祖国統一構想」に言及したのは今回が初めて。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2009.3.30］