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ロケット部品捜索は内政干渉 朝鮮人民軍総参謀部報道

 朝鮮人民軍総参謀部は8日、報道を発表し、日本が5日に衛星運搬ロケットから分離し海上に落ちた部品の捜索、回収を検討していることについて、「われわれに対する悪らつな偵察行為、内政干渉であり、朝鮮の自主権を侵害する軍事的挑発行為」だと非難した。

 総参謀部報道は日本側のこれらの動きを、「被害妄想症に冒され、衛星を打ち上げる前に『衛星を発射』したという虚偽情報を流し、人びとから嘲笑され恥をかいた日本がわれわれの運搬ロケットの部品を探すということ自体が、宇宙空間に向かって打ち上げられた衛星を黙って見守るしかなかった日本の哀れな境遇を示すものであり、体面を少しでも維持しようという愚かな行為にすぎない」と指摘した。

 同報道は日本に対して、「部品捜索などという軍事的偵察行為を即時中止」すべきだと強く要求した。

 さらに、朝鮮人民軍は「日本反動勢力の反朝鮮挑発策動を決して黙過せず、朝鮮側の自主権に対する侵害を絶対に許さないだろう」と付け加えた。

[朝鮮新報 2009.4.10]