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中央植物園を全面改築、今年中の完工が目標

 平壌の中央植物園が新たに生まれ変わる。

 中央植物園は植物資源を造成、利用するための研究と植物学の知識普及のための拠点だ。また、市民の憩いの場でもある。

 中央植物園では国内外の植物とともに、金日成主席と金正日総書記に世界諸外国から贈られた植物数千種が管理されている。

 中央植物園のイム・ソンスン園長(50)によると、中央植物園構内に数十棟の建物が新設、移設されるという。

 今回の改築工事を通じて6000uにおよぶ広さの温室が新たに作られる。また、各種の草花を育てる栽培室と園芸道具販売店、園芸知識普及施設、清涼飲料販売店なども建てられる。数千 メートルにおよぶ構内道路がアスファルトで全面舗装され、歩道にはカラーブロックが敷き詰められる。

 園内のすべての区画が園林造成計画と観賞効果、教育と科学研究事業の目的に適した形で整備される予定だ。

 4月27日、現地で着工式が行われた。今年中の完工が目標だという。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.5.9]