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リニューアルの平壌大劇場 吸音板の原料は土

 国内の土を原料とする新しい吸音板が、リニューアルされる芸術劇場に導入されている。

 新しい吸音板は、チョンヒャン技術交流社が開発したもので、さる4月にリニューアルされた平壌大劇場(写真:朝鮮中央通信=朝鮮通信)に初めて導入された。

 吸音材の国産化実現が、開発の動機だという。製品は土を原料としており、音を吸収する性能とともに保温に優れ、健康にも害がない。とくに火災で火が広がる心配がなく、変色も少ない。

 吸音板は軽くて固く、多様な模様と形に作れる。

 チョンヒャン技術交流社は、吸音材の形態化を実現することで、施工のスピードも早めるようにした。

 また施工においては、吸音板を付けた後、各色の吸音塗料を噴霧することで、劇場の華麗なイメージと美しさを求める、美的な要求も十分に保障することにした。

 新しい吸音板は、黄海北道に新たに建設された沙里院芸術劇場にも導入された。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.5.18]