top_rogo.gif (16396 bytes)

労働新聞 「二重基準終わらせるべき」

 労働新聞5月28日付の論説は、帝国主義勢力の二重基準政策を一日も早く終わらせるべきであると強調した。

 同紙は、国連安全保障理事会は国際的正義と公正さを失い、朝鮮の合法的かつ平和的な人工衛星の打ち上げを問題視し、議長声明まで採択したことで国連のイメージに泥を塗り、朝鮮半島の非核化をふいにするというぬぐい切れない汚点を残したと指摘した。

 また、二重基準の適用は国際関係と世界情勢の発展に百害あって一利なしであり、二重基準政策が容認されれば、国際関係は不公平になり、複雑になるのはもちろん、世界が支配する国と支配される国に分かれるようになって国際問題が公正に解決されないとも主張した。

 また、米国の二重基準政策が核問題、人権問題、テロ問題などさまざまな国際問題において顕著に現れていることについても資料を挙げて指摘した。

 そして、新しい公正な国際秩序を樹立してこそ弱肉強食の世界支配秩序をなくすことができるし、自由で平和な環境を築き、国際関係を発展させ、国際社会の民主化、世界の自主化を実現することができると強調した。

 また、国際関係で二重基準をなくしてこそ、平等と公正さの原則を徹底的に守ることができるし、他国、他民族に対する内政干渉行為、強権と専横を終わらせることができると指摘した。

[朝鮮新報 2009.6.1]