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祖国戦線 6月抗争22周年で談話 各階層の総決起を呼びかけ

 祖国統一民主主義戦線中央委員会のスポークスマンは10日、南朝鮮の6月人民抗争22周年に際して談話を発表した。

 談話は6月抗争を、「外部勢力の支配と軍事ファッショ独裁の下で抑圧されてきた人びとが米国の植民地統治を終わらせ、自主権を取り戻し、独裁を打倒し、社会の民主化を実現するための全人民的抗争」であったと評価した。

 また、「6月抗争は幅広い人民大衆が一つに団結し立ち上がるなら、恐れるものは何もないことを示して見せた」と強調した。

 談話は、6月抗争から22年が過ぎたが、今日まで南朝鮮は米国の支配から抜け出していないと指摘、李明博政権が発足してからは「自主と民主の廃墟地帯、最悪の人権不毛地」に変ぼうしたと憂慮を示した。

 そのうえで、南朝鮮に起こっている現在の事態は、6月抗争の精神で広範な各階層の人びとが総決起し、李明博政権を打倒し、自主と民主、統一の新たな時代を迎えるための抗戦を繰り広げることを求めていると指摘した。

[朝鮮新報 2009.6.12]