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姜希南牧師死去に哀悼の意 汎民連北側本部が談話

 祖国統一汎民族連合(汎民連)北側本部スポークスマンは9日、汎民連南側本部名誉議長である姜希南牧師が6日、李明博政権の悪政に抗議する遺書を残して自ら命を絶ったことに関して談話を発表した。

 同談話は姜牧師の自殺を、「南朝鮮を民主、民生、人権の不毛の地に転落させ、北南関係を破局へと追い込んだ李明博一味に対する積もり積もった恨みと抵抗の表れであり、李明博一味の極悪非道な反逆政治と暴圧統治が招いた政治的他殺である」と結論づけた。

 談話は姜牧師について、1970年代に反独裁民主化と反米自主化闘争の先頭に立ち、汎民連南側本部の初代議長を務めたのをはじめ祖国統一のために多くのことをしてきた統一運動の元老であると評価した。とくに、1994年7月、金日成主席逝去の際、南朝鮮で弔問団を構成し板門店に出向き警察に連行され、数回獄中生活を送ったことや、李明博政権発足後、数回の断食闘争を行ったことに言及した。

 談話は、姜牧師の死に深い哀悼の意を表すとともに、姜牧師を死へと追いやった李明博政権を厳しく糾弾した。

 そして、南朝鮮の各階層の人びとに向けて、「姜希南牧師の死を無駄にせず、李政権のファッショ統治を終わらせ、自主、民主、統一の実現に立ち上がるべきである」と呼びかけた。

[朝鮮新報 2009.6.12]