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「米国人記者、判決受け入れた」 朝鮮中央通信社が詳報発表

 朝鮮中央通信社は16日、さる3月に朝鮮に不法入国して逮捕され裁判を受けた米国人記者2人の問題に関して詳報を発表した。

 詳報は、同通信社が委任により、「朝鮮半島に前例ない米国との対決の局面がつくり出された時期に米国人たちが働いた犯罪の事実を世界に告げる」とし、朝中国境地帯を通じた不法入国から始まって、逮捕、起訴、裁判、判決確定に至る経緯を詳細に明らかにした。

 朝鮮民族敵対罪、不法国境出入罪などで起訴されたローラ・リンとリ・スンウン(ユナ・リー)被告は8日、中央裁判所でそれぞれ労働教化刑12年を言い渡されている。

 同報道は、「裁判で被告人たちは自らが働いた行為がわが国の人権実情を事実と異なって誹謗、中傷する映像資料を制作してわれわれの社会主義制度を孤立、圧殺しようとする政治的動機により働いた犯罪行為であることを認めた」と明らかにした。また、裁判では判決に対して上訴できないことが宣告され、「犯罪者たちは判決を認め、受け入れた」と伝えた。

[朝鮮新報 2009.6.22]