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朝鮮戦争勃発59年 平壌で10万人反米集会

「制裁には報復で」

6月25日、金日成広場で行われた「米帝反対闘争デー」平壌市民大会でスローガンを叫ぶ参加者たち(写真=文光善記者)

 朝鮮戦争勃発から59年を迎えた6月25日、「6.25米帝反対闘争デー」平壌市民大会が金日成広場で行われた。

 朝鮮中央通信によると、大会には国防委員会の李勇武副委員長と金鎰譜マ員、朝鮮労働党中央委員会の金己男書記、最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長と10万あまりの各階層の勤労者、青年学生と海外同胞、駐朝各国外交代表、大使館員などが参加した。

 平壌市人民委員会の朴兵鐘第1副委員長は大会で行った演説で、朝鮮戦争を通じて朝鮮は世界最強を誇っていた米軍を打ち負かすことによって、民族の自主権を守り、米帝国主義の「強大さ」の神話を砕いたと強調した。

 また、米国が朝鮮戦争で喫した敗北から教訓をくみ取る代わりに、数十年間、対朝鮮敵視政策を追求して朝鮮半島の統一を阻み、地域の平和を侵害してきたと非難した。また、最近では人工衛星打ち上げと核実験にかこつけた反朝鮮圧殺策動をいっそう強化していると糾弾した。

 朴第一副委員長は、民族の尊厳と国の自主権を守るため朝鮮は「制裁」には報復で、全面戦争には全面戦争で応じると述べた。

 一方で、米国の策動に加担する日本と南朝鮮にも断固たる懲罰を加えると述べた。

 続いて各階層の代表らが演説した。代表らは侵略戦争を挑発した米国が世界戦争史に類例のない野蛮な殺りくと破壊行為を働いたことについて暴露した。また、有事の際には軍民一丸となって立ち上がり、侵略者を撃滅して反米対決を勝利で総決算する決意を表明した。

[朝鮮新報 2009.7.1]