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金正日総書記 「熙川速度」を提唱 31カ所を視察

 「150日戦闘」期間中、金正日総書記の精力的な活動が報じられた。なかでも経済視察は31カ所(9月17日発朝鮮中央通信含む)にのぼる(表参照)。

 特徴的なのが熙川発電所建設場に対する指導(9月17日発朝鮮中央通信)だ。同地訪問が報道されたのは今年3月に続き2度目。今回の指導を通じて「熙川速度」という新たなフレーズが誕生した。これは現場の作業員らが効率的な作業法を取り入れ、コンクリート打ち込み工事をはじめ、数年かかる作業を5カ月で仕上げたことなどについて評価した発言にちなんだものだ。

 熙川発電所の出力は、2万キロワット/h以上に達した。朝鮮は国の電力問題解決のため、従来ならば10年以上かかる建設期間を2012年までの約3年半で完成させることを目標に建設を推進している。労働新聞9月25日付社説は「熙川速度」について「『150日戦闘』における最大の成果」であり、「こんにちの『大高揚』時代を象徴し代表する偉大な社会主義建設速度」だと指摘した。(陽)

[朝鮮新報 2009.9.30]