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人気集まる携帯電話ゲーム 関連機関が開発競う

携帯電話プログラムサービスを受ける平壌市民

 昨年12月、朝鮮で第3世代(3G)移動通信サービスが始まってから約10カ月が経過した。

 利用者の間では現在、通話やメールなどの基本機能のほかにゲームプログラムの利用が増えている。

 ゲームプログラムの利用者が増加することによって、国内のプログラム開発機関間の競争が熱を帯びているという。

 15日から22日まで平壌で行われた第20回全国プログラムコンテストと展示会には、朝鮮コンピューターセンター(KCC)の三日浦情報センターをはじめ多くの機関が携帯電話ゲームプログラムを出品した。その数は、「柳京将棋」「柳京囲碁」「英単語検索」など数十種類に及ぶ。

 期間中、展示会場では来場者の多くが携帯電話ゲームプログラムのインストールサービスを受けた。三日浦情報センターの関係者によると、携帯電話ゲームプログラムサービスを目的に展示会場に来た人も多かったという。

 KCCでは今後、平壌市内のソフトウェア製品販売店や情報サービス代理店など携帯電話ゲームプログラムのサービスを大々的に展開する予定だ。

 関係者によると、男性には将棋や囲碁、学生には英単語などの学習機能のあるプロブラムが人気だ。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.10.28]