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金日成総合大学地質学部 6億2千万年前の化石発見

 20日発朝鮮中央通信によると、黄海北道平山地方で環形動物の化石が新たに発見され、朝鮮地質学界が注目している。

 環形動物は、一般に細長い円筒状の動物群で、ミミズ、ゴカイ、ヒルなどがそれに属する。

 金日成総合大学地質学部の教員、研究者たちは、黄海北道平山郡の灘橋里をはじめ各地域で上部原生代の化石の研究を深める過程で、環形動物の化石を発見した。

 彼らは、2001年に単細胞から多細胞に移行していた時期の原始海藻、原始クラゲの化石が出土した地層で今回、長さ5センチの環形動物の化石を発見した。

 さまざまな分析を通じて、この化石は6億2千万年前のものであるということが確認されたと伝えた。

 環形動物の化石の発見により、地殻形成をより科学的に解明し、生命の進化の過程を具体化できるようになったという。

[朝鮮新報 2009.11.27]