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国家科学院水産科学分院 チョウザメの養殖技術完成

 朝鮮中央通信によると、国家科学院水産科学分院の科学者たちが、チョウザメの人工養殖技術を研究、完成させた。

 同研究所では、チョウザメの生物学的特性を明らかにしたうえで水質条件や種魚の選択、ふ化、稚魚および親魚の飼育など、すべての養殖工程での問題を科学的に解明した。

 とくに、産卵誘発剤を用いた人工授精に成功したことでチョウザメの大量繁殖が可能になった。さらに、稚魚の生存率を高め人工飼料問題を解決するための現実的な方途も発見した。

 今回完成した養殖法は、特別な設備を必要とせず、工程が簡単なので、どこでも手軽に導入することができるという。

 同通信は、チョウザメの人工養殖技術の開発により、今後、朝鮮でチョウザメを集約的に養殖できる確固たる展望が開けたと指摘した。

[朝鮮新報 2009.11.27]