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平壌で麻薬管理セミナー

 朝鮮中央通信によると、麻薬管理・統制に関する国家セミナーが1〜3日に平壌の人民文化宮殿で行われた。

 セミナーには、朝鮮麻薬統制国家調整委員会と省、中央機関の関係者、国際麻薬統制委員会代表団メンバーが参加した。

 駐朝世界保健機関(WHO)代表が招かれた。

 李峰訓保健次官は開幕演説で、各種の犯罪を生み、人々の健康に重大な害を及ぼす麻薬と向精神薬の不法な製造および取り引きが各国で深刻な問題になっていることに言及した。

 また、朝鮮では麻薬による社会的危機を未然に防ぎ、人民に自主的で創造的な生活を提供するため麻薬管理・統制事業を強化していると強調した。

 国際麻薬統制委員会代表団のコリ・コウアメ団長は演説で、朝鮮は麻薬管理・統制事業で大きな成果を収めていると述べた。

 セミナーでは、「麻薬に関する単一条約」「向精神薬に関する条約」「麻薬および向精神薬の不正取引の防止に関する国際連合条約」のテーマで講演があった。

 続いて行われた討論では、世界的に麻薬の密売と乱用が根絶されていない状況の下、麻薬管理・統制事業を強化することについて指摘された。

 また、麻薬管理・統制部門関係者の責任と役割をいっそう高めることについて強調された。

[朝鮮新報 2009.12.9]