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天然記念物を新登録 別金剛、五峰洞窟など

 15日発朝鮮中央通信によると、内閣の決定によって天然記念物が新しく登録された。

 今回登録された江原道高城郡の名勝、別金剛には、標高320メートルの山頂地点に周囲100メートルの小さな池があり、高さ20メートルの奇妙な切り立った岩に囲まれた特異な景色が広がっている。旧古生代と第四紀更新世の氷河時代に形成されて石灰岩層になった咸鏡南道高原郡の楽泉洞窟と平安南道順川市の五峰洞窟も天然記念物に登録された。

 両江道の三池淵地区では樹齢400年を超える数十株の価値あるチョウセンカラマツが天然記念物に登録され、その保護、管理活動が行われている。このほかにも、樹齢700年以上の黄海南道新院郡の紫霞里イチョウと樹齢270年以上の平壌市三石区域のクァンハッコル・アマグリ、そして江原道元山市の松興サワラ、松興ホソバチョウセンマツなど、数十株の樹木が登録された。

 黄海南道の苔灘マテガイと高山地帯の魚の生態学的研究に意義のある三池淵フナなども登録された。

[朝鮮新報 2009.12.23]