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韓徳銖前議長をモデルに映画「東海の歌」 平壌で試写会

 【平壌発=李泰鎬記者】在日朝鮮人運動が激動した1950年代を描いた映画「東海の歌」(朝鮮芸術映画撮影所)の第1、2部が完成した。

 22日、平壌の大同門映画館で行われた試写会には党と国家の幹部、各友党の委員長、省、中央機関関係者、平壌市民などが訪れた。

 映画の背景は、祖国解放前後と在日朝鮮人運動が受難を強いられた50年代。主人公のモデルは、金日成主席の同胞愛、民族愛を在日同胞に伝えるうえで指導的役割を果たした総連中央の韓徳銖前議長だ。映画には、日本の植民地期に強制連行され、苦役を強いられた在日同胞が祖国解放後、米国や日本の反動層の策動に打ち勝ちながら、総連を結成し学校を建設した過程や、在日同胞の帰国実現などの内容が盛り込まれている。

 試写会に先立ち、朝鮮中央テレビは18日夕、同映画の紹介番組を放送した。

 海外同胞運動の事実を反映した映画は朝鮮国内で話題を呼んでいる。

[朝鮮新報 2009.12.25]