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京都「にっこりネット」 内閣府に対朝鮮「制裁」の即時解除を要請

 日本当局による対朝鮮「制裁」の即時解除を求め、「東アジアの平和と朝鮮半島の自主的平和統一をめざす京都ヒューマンネット」(「にっこりネット」)のメンバー3人(「にっこりネット」・山本純事務局長、朝青京都・金哲奎副委員長、在日韓国青年同盟京都府本部・姜竜平副委員長)が16日、内閣府を訪ね1350余人分の署名と麻生太郎内閣総理大臣宛ての要請書を内閣府大臣官房総務課の山田哲範調査役に提出した(写真)。

 要請書は日本政府に対し▼対朝鮮「制裁」の即時解除▼日朝国交正常化交渉の進展▼在日朝鮮人に対する不当な弾圧、人権侵害の中止などを求めた。

 「にっこりネット」は京都府在住の在日朝鮮人と日本市民らが2005年4月に設立した団体。朝鮮半島の自主的平和統一に対する連帯、朝・日国交正常化の実現、在日朝鮮人の民族的権利と生活の擁護などが主な活動内容だ。この日提出した署名は昨年7月から11月にかけて集めたもの。

 山本事務局長は席上、「日本政府の一方的な『制裁』と圧力に効果がないことはこの数年の経験が物語っている」としながら、「日朝国交正常化交渉を通じて互いの信頼を構築し現実的に問題を解決していくべき」だと述べた。

[朝鮮新報 2009.1.21]