top_rogo.gif (16396 bytes)

韓雪野など北側作家10人 南側に著作権を委任

 北側の作家の文学作品が南側で合法的に出版される。

 連合ニュースによると、北側の作家同盟中央委員会と著作権事務局は2月初旬、南側の南北経済文化協力財団と作家の著作権に関する委任契約を結んだ。南北経済文化協力財団が19日、明らかにした。

 今回北側が著作権を委任したのは詩人の白石、李庸岳、朴世永、小説家の宋影、李箕永、韓雪野、崔明翊、作詞家の趙鳴岩(本名=趙霊出)、童話作家の尹福鎮、玄徳ら10人。

 財団側によると、李泰俊、安懐南の作品も早ければ4月頃に契約を結ぶことで合意した。

 朝鮮は03年、国際的な著作権保護条約であるベルヌ条約に加盟。05年には洪命憙の長編小説「林巨正」の著作権契約を、同氏の孫にあたる洪錫中氏と南側の出版社が結んだ。

 財団のシン・トンホ事務総長は今回、北側から複数の作家の著作権委任を受けたことについて「5年間の信頼関係の蓄積」だと指摘した。

[朝鮮新報 2009.2.25]