top_rogo.gif (16396 bytes)

国交樹立60周年記念 北京で「友好の年」開幕式 両国の総理らが出席

「朝中親善は共同の財産」

19日、北京の人民大会堂で胡錦濤国家主席(写真右)と会談する金英逸総理 [朝鮮中央通信=朝鮮通信]

 朝鮮と中国の国交樹立60周年を記念する「朝中友好の年」事業が本格的にスタートした。開幕式が18日、朝鮮文化省と中国文化部の共催で北京の国家大劇院歌劇ホールで盛大に行われた。

 朝鮮中央通信によると、式には朝鮮側から中国を訪問中の金英逸内閣総理と金泰奉金属工業相、金昌植農業相、李竜男貿易相、康能洙文化相らが、中国側から温家宝首相と楊潔箎外相、陳徳銘商務相、蔡武文化相ら関係者が参加した。

 また、両国政府の招待を受けた2000余人の来ひん、関係者、各階層の市民らが参加した。

 開幕式では、朝中両国の総理が演説を行った。

 温家宝首相は「偉大な中朝友好を築き、育んだ両国の老世代の指導者に対する敬慕」の意を表明したうえで、中朝双方が外交関係樹立後60年間、互いに緊密に支持、協力し、両国の発展と東北アジア、世界の平和を守るうえで積極的に寄与したことに言及した。また、「友好関係を絶えず発展させて両国人民にさらなる利益をもたらそうとするのは中国側の一貫した立場」だと強調し、「双方の共同の努力によって中朝友好が活力を持っていっそう発展し、より豊かな実を結ぶものと確信する」と述べた。

 一方、金英逸総理は朝中友好の伝統は「両国人民が変わりなく継承し、発展させるべき共同の富」だと強調した。また、朝中友好関係の強化、発展は金正日総書記の意志であり、朝鮮の党と政府の一貫した立場だと指摘、朝鮮側は中国側との緊密な協力のもとに「朝中友好の年」の関連行事が成功裏に行われ、実質的な結果をもたらすよう積極的に努力すると述べた。

 開幕式では、両国の芸能人が出演する公演も行われた。

 朝中両国は外交関係樹立60周年を迎える今年を「朝中友好の年」に定めている。来る10月6日の国交樹立記念日に向けて、政治、経済、文化など各分野別にさまざまな記念行事や交流、協力活動を行う予定だ。

金英逸総理一行 中国政府首脳と会見

 17〜21日に中国を訪問した金総理一行は、「朝中友好の年」開幕式への出席以外にも、中国政府首脳らと相次いで会見を行い、経済施設を視察するなど精力的に活動した。金総理の今回の訪中は温家宝首相の招請によるもの。

 一行は18日、温家宝首相と会談を行った。また、19日に胡錦濤国家主席を表敬訪問し、呉邦国常務委員長と面会した。

 胡主席は朝鮮側代表団との会談の席上、「中朝親善関係は両国人民の共同の財産」だと指摘し、中国側が関係強化に向けて今後も積極的に努力する意向を明らかにした。金総理も今年、伝統的な朝中親善がいっそう深まり、その潜在力が内外に力強く示されるだろうと述べた。

 18日、北京の人民大会堂で行われた総理会談では、「両国の友好・協力関係をさらに発展させることと共通の関心事となる諸問題」(朝鮮中央通信)について意見が交わされた。中国側の発表によると、双方は高位級の相互訪問や経済、文化協力などの両国関係発展問題、朝鮮半島核問題などの国際的、地域的問題について幅広く意見交換を行ったという。

 このほかにも金総理一行は山東省の済南で中国共産党山東省委員会の姜異康書記と会談(17日)したほか、泰山をはじめとする山東省の各所を参観(17、18日)し、北京近郊の工業団地と農業施設も視察(19、20日)した。

 また18日、「朝中友好の年」開幕式に先立ち、北京の人民大会堂で行われた歓迎式典に参加。行事終了後には温首相主催の宴会に出席した。

[朝鮮新報 2009.3.23]