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「自主権の勝利告げる出来事」 6.15欧州委が歓迎談話

 人工衛星「光明星2号」の打ち上げと関連して、6.15共同宣言実践欧州地域委員会(6.15欧州委員会)のリ・フィセ常任代表が5日、談話を発表した。

 談話は、人工衛星の打ち上げ成功は米国とその追従勢力の反朝鮮政策の欺瞞性を白日の下にさらし、全世界に向けて国と民族の自主性の勝利を宣布した出来事だったと強調した。

 また、今回の打ち上げ成功のニュースに接して、朝鮮民族の一員としての大きな矜持にあふれているとし、朝鮮の人びとに祝賀の意を表した。

ウクライナ、フィンランドでも祝賀の声

 5日、ウクライナ―朝鮮協会が朝鮮の人工衛星打ち上げを祝う声明を発表した。

 声明は、「光明星2号」の打ち上げ成功は朝鮮の科学技術が前例のない飛躍をなし遂げ、高い水準に達したことを証明していると強調した。

 また、今回の科学技術分野での発展が、2012年に強盛大国の大門を開くための取り組みの過程で朝鮮が達成した大きな成果になると指摘した。

 一方で、一部の国々が朝鮮の人工衛星をあたかも軍事装備であるかのように騒ぎ、国連安全保障理事会を通じた「制裁」についてうんぬんしていることに怒りを表し、ウクライナ政府に対して朝鮮の平和的宇宙開発に関する自主的権利を支持するよう訴えた。

 同日、フィンランド―朝鮮協会も声明を発表。朝鮮は自主的な主権国家として他国と同様に宇宙を平和目的で利用できる合法的権利を有していると主張し、衛星打ち上げに支持と歓迎の意を表した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2009.4.10]