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金永南委員長 ジンバブエ訪問、ムガベ大統領と会談

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長が11日、ジンバブエを訪問した。

 朝鮮中央通信によると、金永南委員長は同日、同国のロバート・ムガベ大統領とハラレの大統領宮殿で会談を行った。

 ムガベ大統領は席上、ジンバブエ人民の民族解放闘争と新社会建設に積極的な支援を寄せた金日成主席に対する敬慕の意を表した。また、人工衛星の打ち上げ成功をはじめ朝鮮が収めた成果を祝うと述べた。

 会談で双方は、両国の友好・協力関係をよりいっそう拡大、発展させることと、相互の関心事となる問題について意見を交わした。

 李竜男貿易相、金衡俊外務次官、安熙正ジンバブエ駐在朝鮮大使とジンバブエのシンバラシェ・ムンベンゲグウィ外相が同席した。

 同日、大統領宮殿で朝鮮代表団を歓迎する宴会が催された。

 ムガベ大統領は演説で、両国の関係が日を追って良好に発展していることについてうれしく思うと述べ、今後も関係強化のために積極的に努力する意志を表明した。

 金委員長も、地理的に遠く離れている両国が久しい前から友好を結んで協力関係を発展させてきたと述べた。そして、朝鮮はジンバブエに対するすべての制裁と内政干渉に反対し、国の政治的安定と経済的発展を成し遂げるための同国の努力を支持すると述べた。

 一方、朝鮮とジンバブエとの部門別会談が11、12の両日、行われた。

[朝鮮新報 2009.5.18]