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6.15文学芸術分科委 南の反共映画制作を非難

 6.15共同宣言実践北側委員会文学芸術分科委員会スポークスマンは19日に発表した談話で、南朝鮮で北側の体制を中傷して北南間の反目と対決を鼓吹する反共映画とテレビドラマが大々的に制作、放映されていることに言及し、これを「民族の和解と団結を妨げる反民族的行為であり、文学芸術作品を同族対決とファッショ統治の手段に利用する醜態である」と非難した。

 また、李明博政権に反対する南朝鮮の進歩的映画人が「親北左派」に仕立て上げられ、映画界から追放されるなど当局の弾圧を受けている事態に憂慮を示した。

 談話は、南朝鮮の執権勢力が北南関係の改善と民族の和解と団結、統一を願うなら、進歩的な作家、芸能人の活動を保障し、統一をテーマにした映画などの芸術作品の創作を奨励すべきだと強調した。

 談話は、過去の軍事独裁政権時代に盛んだった反共映画やテレビドラマが再び姿を現し始めたのは、「南朝鮮がファッショと対決の暗黒時代に逆戻りしていることを示す明確な証拠」だと指摘した。さらには、南朝鮮の各階層に向けて、「李明博政権の反民族的な策動に断固反対すべきである」と呼びかけた。

[朝鮮新報 2009.5.27]