〈論調〉 「米韓戦略同盟」は北侵略戦争同盟 |
6月25日、南朝鮮で開かれた「6.25戦争記念式」で「米国の核の支援を確固にする韓米同盟を過去のいつよりも強化すべきである」との詭弁が飛び出した。 これに先立ち、南朝鮮の執権者は先の朝鮮戦争の責任をわれわれに押し付け、「戦争の脅威」をどうのこうのと中傷したあげく、米国との「共助」で対応すると発言した。 李明博の執権以降、同族対決を最大に激化させ、外部勢力との「同盟関係」をより拡大させたのは罪悪中の罪悪である。 李明博は政権を握るなり、「韓米関係をおろそかにしたのが前政権の最大の過ちであり失策」であると騒ぎ立てて、米国との関係を「国政」の最優先課題、総体的目標に掲げた。 南朝鮮のあらゆる分野を米国に隷属させるための「21世紀の戦略同盟」なるものを提唱して、南朝鮮を米国の侵略的な世界制覇戦略と対朝鮮政策遂行により深く陥れた。 最近、再び訪米した李明博は、米国とともに「共同ビジョン」なるものを発表して同盟関係を再確認し、「共通の価値観」と「信頼」に基づいたより拡大された「包括的な戦略同盟」の構築について謀議した。 これは、米国との結託をさらに強化し、世界的範囲で戦争挑発策動を行うことを宣言したも同然である。 「安保同盟関係」の拡大を骨子とする南朝鮮・米国「戦略同盟」は本質において、軍事同盟、北侵戦争同盟である。(1日発朝鮮中央通信) [朝鮮新報 2009.7.8] |