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「国連ミレニアム開発目標達成に寄与」 朝鮮代表が強調

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第35回総会に参加した朝鮮代表団団長は9日、朝鮮政府は今後もユネスコとすべてのユネスコ加盟国との友好・協力関係をいっそう強化、発展させ、国連ミレニアム開発目標達成のための国際的な努力に積極的に寄与すると強調した。

 団長は、今年は朝鮮がユネスコに加盟してから35周年に当たる年であるとし、朝鮮が一貫してユネスコ憲章を尊重してユネスコの活動に積極的に参加したことについてと、朝鮮とユネスコ間の連携と協力が引き続き発展し、協力分野が拡大して協力計画履行の質と効果がいっそう高まっていることについて述べた。

 また、かつて不法に移動された文化財を本国へ返還させる問題は過去清算回避に対して終止符を打つ政治的問題となり、このための国際的措置を講じることは諸民族間の和解と世界の平和と安全を促進する上で重要な問題になっているとし、「第2次世界大戦時に移動された文化財に関する原則宣言」の採択を支持した。

 そして、朝鮮の経済建設努力は国連ミレニアム開発目標達成のための国際社会の努力に積極的に寄与することになるであろうと述べた。

 団長は、自主、平和、友好は朝鮮の一貫した対外政策の理念であると強調した。

[朝鮮新報 2009.10.16]