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〈論調〉 関係改善阻む合同軍事訓練

 13日から朝鮮西海上で南朝鮮海軍と米海軍の超大型原子力空母ジョージ・ワシントンの参加の下で海上特殊作戦訓練が大々的に行われた。海上と空中で4日間も繰り広げられたこの合同軍事訓練が何を狙ったものかは察するに難くない。海上特殊作戦訓練の実施は、北南関係を悪化へと逆戻りさせようとする内外の好戦勢力のヒステリックな策動である。

 最近、北南間には対話の門戸が開かれ、離散家族・親せきの再会が実現されるなど、北南関係を正常な軌道に乗せるための一連の事業が行われた。

 このような時に南朝鮮で同族を狙った合同軍事訓練が実施されたのは、最近の情勢の発展に完全に相反する。南朝鮮と米国の軍部勢力が西海上で海上特殊作戦訓練なるものを繰り広げたのは、ありもしない誰かの「海上浸透」を世論化し、戦争演習の砲声を騒々しく響かせることで、反北敵対機運をあおることにその目的がある。それが北南関係改善の動きにブレーキをかける故意の挑発行為になることは言うまでもない。(労働新聞17日付論評)

[朝鮮新報 2009.10.21]