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国連で朝鮮代表が演説 日本の謝罪と賠償を促す

 10月28日に行われた国連総会第64回会議第3委員会の会議で演説した朝鮮代表は、自主権尊重と平等の原則で自国の国際的義務を忠実に履行することで人びとの人権保護増進に向けた世界的な努力に積極的に貢献すると強調した。

 代表は、朝鮮政府は人権の保護増進と人民の福利厚生を国家活動の最高原則に定めていると述べた。そして、最近、一部の国が植民地統治期に他国ではたらいた人権じゅうりん行為を謝罪し、補償していることに言及し、過去の人権問題は正しく解決されるべきだと主張した。

 また、日本が軍事占領期に朝鮮に対してはたらいた虐殺、強制連行、日本軍「慰安婦」性奴隷制度などの反人倫的犯罪に対し、今日まで政府関与の責任を回避し、被害者への謝罪と賠償を拒否し、歴史わい曲まで行っていると指摘した。さらに、日本当局は今日も在日朝鮮人に対して差別と人権じゅうりん行為を行っているとしながら、日本は過去の犯罪に対する真の謝罪と賠償に自国の未来があることを認識し行動すべきだと強調した。

[朝鮮新報 2009.11.4]