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〈論調〉 南朝鮮の反北「人権」騒動

 南朝鮮が国連での「北の人権決議案」捏造に「共同提案国」として参加して賛成票を投じた。

 南朝鮮が米国の反朝鮮「人権」騒動に積極的に追従して、朝鮮に反対する「北の人権決議案」捏造に加担したのは、今回で3回目である。

 これは、朝鮮に対するもう一つの容認できない政治的挑発になる。

 南朝鮮の「人権」騒動は、朝鮮に対する無知の現れである。

 南朝鮮こそ人権が過酷に弾圧されている。ファッショ悪法で最大の人権侵害法である「保安法」によって、南朝鮮人民の民主的自由と権利が踏みにじられ、「逮捕専門担当班」の設置、スタンガンの使用、警察に無制限の特権付与、「集会とデモに関する法律」改悪などで、生存権のための人民の初歩的な要求さえも「犯罪」に、弾圧の対象になっている所が南朝鮮である。竜山立ち退き住民虐殺事件は、その集中的な現れである。進歩的な言論人と統一愛国勢力に対する不当な逮捕、拘束など、弾圧騒動が連日のように起きている。

 南朝鮮が国際舞台にまで出て「人権」騒動を引き続き拡大している裏には、不純な政治的悪巧みが隠れている。

 それは、謀略的な反北「人権」騒動で最近の関係改善の有利な雰囲気に水を差し、北南関係をさらに悪化させようということである。

 もろもろの事実は、南朝鮮こそ体制対決、同族対決意識と敵対感が骨髄に徹していることを如実に実証している。

 南朝鮮は不純な政治目的のために反北「人権」騒動を起こしているが、それは自分らの卑劣な正体を一層あらわにするだけである。(民主朝鮮11月24日付論評)

[朝鮮新報 2009.12.2]