IMO総会で朝鮮代表 「海の安全と環境保護に寄与」 |
英国で行われた第26回国際海事機関(IMO)総会に参加した朝鮮代表団団長の高能頭・国家海事監督局局長は11月24日演説し、朝鮮政府は自主、平和、親善の一貫した対外政策的理念のもと、今後も、IMOとすべての加盟国との友好・協力関係をさらに強化し、発展させ、航海の安全と海上環境保護のための国際的な努力に積極的に寄与すると強調した。 団長は、朝鮮はIMO加盟国として機関の活動に積極的に参加しており、経済強国建設のための国の海上運輸発展に大きな力を注いでいると述べ、次のように指摘した。 朝鮮政府は、国際海事関連の条約と規則の要求に沿って海上での人命の安全と航海の安全を保障するための船舶の技術状態と船員の技術・技能水準を高め、これに対する監督統制の強化を基本として国内の海事関連法律の改定を行った。 そして、海上探索・救助活動の改善と船舶長距離識別追跡システムの導入を主な課題として積極的に推し進めた。 その結果、海上探索・救助活動と船舶長距離識別追跡システムを担当、遂行する船舶監視管制センターが設立され、現在、センターの正常運営のための準備が最終段階で行われている。 国家的な環境保護政策と国内の法規に従って海上環境保護に深い関心が払われており、法律・行政的な措置が講じられた。 前回総会以来、朝鮮は、海上環境保護と航海安全保障に関するさまざまな条約に加盟した。 われわれのこうした活動は、美しい大洋での航海の安全と安保、効率を高めるための国際社会の努力に積極的に寄与することになる。 [朝鮮新報 2009.12.4] |