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朝鮮団長 アジア議会会議で演説 「地域の平和と発展に寄与」

 朝鮮中央通信によると、最高人民会議代表団の団長が8日、インドネシアで行われた第4回アジア議会会議総会で演説した。

 団長は、朝鮮半島の平和と統一、強盛大国の建設を目指す朝鮮人民のたたかいに支持と連帯を送るアジア各国人民に謝意を表するとともに、今後もアジア人民と固く手を取り合い、地域の平和と安全、自主的発展と繁栄に積極的に寄与していくと述べた。

 また、アジア人民が自らの手で自らの運命を開拓して輝かしい歴史を記録してきたことに当然の誇りと自負を持つべきであり、大陸が直面している挑戦と難関を自主性に基づく団結と連帯の力で克服していくべきであると述べた。

 そして、アジアの多くの国は豊富な人的・物的資源と強大な発展の潜在力を有しているにもかかわらず、米国の専横と西側列強の無責任さによって生じた地域紛争と世界的な経済危機の最大の被害者になっていると指摘した。

 また、朝鮮半島では外部勢力によって強いられた民族分裂が60年以上持続しており、パレスチナ人民の独立国家創設の念願はいまだに実現せず、イラン人民の平和的な核活動の権利も西側列強によって無視されていると述べた。

 団長は、民心を代弁する国会議員が自国人民の力に依拠し自主的で平和で繁栄するアジアを建設するためのたたかいでいっそう団結、協力すべきだと訴えた。

[朝鮮新報 2009.12.18]