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即席「スンニュン」を開発

張哲求平壌商業大学博士院生 ソ・ジナさん

 朝鮮で伝統的に飲まれてきた「スンニュン」(釜湯=ご飯を炊いた後の釜に水を入れて沸かした飲み物)とトウモロコシ茶のインスタント製品を開発した。本物に劣らない色と味、香り、風味をそのまま生かしていると評判だ。「スンニュン」は熱湯を注いで2〜3分、トウモロコシ茶は5分ほどでできあがる。

 現在、平壌ホテルのレストランなどで取り扱われている。

 「祖国を訪問した多くの海外同胞が、自分の開発した製品を味わいながら郷愁にひたる姿を見るときがいちばんうれしい」と話すソさん。

 日本で暮らす祖父や叔父をはじめ多くの親せきにも味わってほしいと願っている。

 今後も、民族の伝統飲料の継承と発展に努力と知恵を尽くしていくことを誓う23歳。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.2.2]