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平壌の銀盤に初登場

アルベールビル五輪金メダリスト ヴィクトール・ペトレンコさん

 

 「これまでたくさんの国のリンクで滑ったが、こんなに熱狂的な声援と拍手喝采に包まれたのは初めて。とても誇らしい」と話すペトレンコさん。金正日総書記の生誕日(2月16日)に際して開催された「白頭山賞」国際フィギュアスケート祭典(15〜17日)に出演した。

 ウクライナ出身の39歳。92年のアルベールビル五輪金メダル、世界選手権優勝(同年)ののちプロに転向。スケーター生活は30余年にのぼるが、平壌で滑るのは今回が初めてだった。

 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」や「マンボ第5番」の音楽に合わせ、銀盤上で華麗な技を次々と披露するたびに会場からは大きな歓声と拍手が沸き起こった。

 「朝鮮選手たちのスケート技術のレベルは高い。今後も平壌を訪れ朝鮮選手との競演を楽しみたい」と語る。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.2.23]