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世界的な学術誌に論文

朝鮮大学校理工学部教授 宋和憲さん
 

 微分幾何学が専攻。曲線の次元と部分空間との関係に関する論文が評価され、世界的に著名な学術誌Journal of Geometryに掲載された。さらなる研究発表に期待がかかる。

 中級部時代にはテレビの教育番組に熱中し、すでに高校数学を理解した。「難しい問題を解いたときの喜びと快感」が数学の魅力の一つだという。

 「数学は宇宙の真理であり人類の財産。これに貢献できることが数学者として何よりの誇りだ」

 学生たちにもそれを伝えたいと毎年、理工学部の1年生を対象に、授業とは別に夜間、数学の基礎を教えてきた。研究者や教師になった卒業生たちからこの夜間指導を感謝された。

 「これからも自然科学を愛し科学で世界に貢献する人材を育てたい。同時に、研究と論文執筆を通じて、自分自身生涯をかけてチャレンジを続けたい」(泰)

[朝鮮新報 2009.3.2]