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「芸能は土煙の中で育つ」

猿まわし復活の立役者 村崎修二さん
 

 1970年のはじめ頃、当時、ほぼ消滅していた猿まわし芸能者への聞き取り調査を始め、猿まわしを復活させようと運動に励んできた。82年に猿舞座を結成。

 劇場ではなく、道端や広場、街中、村などを巡り芸をする、伝統的な「里めぐり」という放芸スタイルと、猿を叩かず仲間的関係になって芸を仕込む「本仕込」にこだわり、30年間第一線で活躍してきた。

 公演は年間約150回。旅は1年の半分以上、北海道から沖縄まで、多いときは300日くらい出ていることも。

 数年前、旅先で突然倒れたことをきっかけに、今では息子の若頭と共に、全国の協力者1000人と顔をつなぐ旅を行っている。

 「芸人は芸術家とは違う。芸能は路上で生まれ、土煙の中で育つ。それをなくしちゃいけない。芸とは基本的に、そこにある文化だ」と考える。(潤)

[朝鮮新報 2009.3.9]