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「民族の魂感じてほしい」

東京学生会会長 李恵奈さん

 3歳の頃から姉と共に、東京・渋世支部の土曜児童教室「ムジゲ」に通った。中学に上がり、日校在学朝鮮人学生会の活動を始め、サマースクールや文化公演には欠かさず参加してきた。そして、6年目を迎える今期、東京学生会の会長に任命された。

 会長になる不安はなかった。「一人でがんばっているわけじゃない、みんな一緒にがんばっているから」。

 「学生会が好き! 大好きな仲間たちに会えて、自分の国や民族について学習もできちゃうんだから、一石二鳥でしょ」。だから、もっと仲間を増やし、輪を広げたいと思っている。

 今月26日、東京・赤羽で東京学生会による文化公演「オル〜大切なもの〜」が行われる。

 「公演を観た人が、少しでも民族の魂を感じてくれたり、この舞台に立ちたいと思ってくれるような公演にしたい」(裕)

[朝鮮新報 2009.3.16]