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音楽で人間性育てる

川崎のリトミック講師 文景淑さん

 「子どもたちが音楽を聴いて、感じたことを、体で表現するのがリトミックの魅力」

 朝大師範教育学部音楽科(当時)を卒業後、リトミックを専門的に学び、指導資格(ディプロマA)を取得、朝鮮学校の音楽教育に取り入れてきた。

 「低学年では音楽を楽しむのがポイント。4分音符、8分音符、4分休符を手拍子、足踏みなどで表現して体で覚える。高学年では音符と休符の形や楽譜の見方を学ぶ」。朝鮮固有のチャンダン(リズム)もふんだんに取り入れ、子どもたちの民族的情緒も育てていく。

 同胞育児サークルや川崎市の親子リトミックの講師も引き受けている。「こんな時代だからこそ、音楽を通して子どもたちの人間性、表現する力を育てていきたい」。今年も川崎市教育文化会館で一般公募の親子リトミックがスタートする。(潤)

[朝鮮新報 2009.3.23]