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朝・日・在日つなぐ「結び目」

子ども英会話・ハングル講師 姜名美さん

 朝鮮大学校外国語学部を卒業後、神奈川朝鮮中高級学校の英語教師を経て、子ども英会話のインストラクター・ハングル講師として働いている。ハングル教室では、簡単な読み書きと会話、ハングル検定受験までをカバーする。

 「民族教育を16年間受けてきて、ハングル講師として働くため猛勉強した。その間、あらためて朝鮮語と、民族教育の素晴らしさに気づかされた」

 ネイティブではない「在日コリアン講師」として、朝鮮と日本、在日同胞をつなぐ「結び目」としての役割も果たしている。昨年春には、受講生の子どもが朝鮮学校に編入した。

 英会話教室では赤ちゃんから高校生、ハングル教室では主婦を対象に教えている。「朝鮮語も英語も、どちらも音にリズムがあるという点では同じ。言葉を通して文化や歴史の理解にもつなげていきたい」(潤)

[朝鮮新報 2009.4.6]