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ボジャギで朝鮮文化伝えたい

来月、東京・吉祥寺で初個展 金仁淑さん

 初の個展「ポジャギ日和。」を東京・吉祥寺のリベストギャラリー創で来月8〜13日に開催する。

 「10年前に初めてポジャギの存在を知ったときはカルチャーショックだった」

 個展では、2メートルの大判から生活小物まで、日々作り貯めてきた30点あまりを展示する。

 「昔の朝鮮女性たちは、辛い手仕事の中にも楽しみを見出そうとしていた。端切れを1枚1枚縫い付け、色彩を楽しんだり、姉や娘の嫁ぎ先(地図)を表したり。ポジャギには、大家族を支えて家事を一手に引き受けていた朝鮮女性の思いが継がれている」

 現在、多摩地域を中心に10カ所の教室で約80人を教えている。生徒のほとんどは日本人だ。

 「ポジャギを通して朝鮮の文化が一般の日本人に伝わることがうれしい」。展示会にもたくさんの人が訪ねてきてくれることを望んでいる。(潤)

[朝鮮新報 2009.4.27]