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ポジャギから民族性を

ポジャギ教室講師 林鮮玉さん

 ポジャギに携わり8年。師である島崎昭子氏の展示会に足を運んだことがきっかけだった。

 「民族の血が騒ぎ、何か懐かしいものを感じ、強く惹かれた」。朝鮮学校に通ったのは高級部の3年間のみで、学生時代の多くを日本学校で送った。しかし、もっと民族を感じられる輪の中で育ちたかったからか、民族的なものに触れると、自然と胸が高ぶるという。10年前からは、南の伝統舞踊も習っている。

 現在、東京の「読売・日本文化センター北千住」や女盟豊島支部など4カ所で20余人の生徒を受け持つ。

 「同じ材料でも十人十色、多様なデザインに仕上がり、作り手の考えや人柄が作風に表れる」−そんなところにポジャギの妙味を感じている。

 5月27日〜6月1日、東京・青山の「蔦サロン」で開かれるポジャギ展「島崎昭子と仲間達V」に出品。(裕)

[朝鮮新報 2009.5.18]