吸音板開発した博士社長 |
チョンヒャン技術交流社社長 チョン・チョングンさん 初の国産吸音板の開発に中心的な役割を果たした。 各種建材の研究、生産、販売を手がけるチョンヒャン技術交流社が開発した吸音版は、平壌大劇場に初めて導入された。 茨城県生まれ。1962年に帰国し、金策工業総合大学船舶学部で学んだ。西海閘門建設で功績を挙げて、82年に39歳の若さで労力英雄称号を受けた。人民科学者、船舶学博士でもある。 「国が求める問題ならば絶対に解決する」という信念が、国内に豊富な土を原料にした吸音板の開発成功につながったと自負する。 現在65歳。職員たちから「社長アバイ(お父さん)」と呼ばれ、今も研究を続けている。社長の研究熱は若い技術者たちの手本になっているという。 「高品質の製品を生産し、国の経済発展に寄与することが会社の目標」と力強く語った。【平壌支局】 [朝鮮新報 2009.5.18] |